2月12日金曜日 良い天気が続きますね。
体調気をつけないとな〜
先週子供がもらってきたインフルエンザで
家族みんなが頂いてしまい
ツラかった〜。。
さてさてこの間お客さんとのお話で
仏壇の選び方教えてほしいと言われまして
簡単に書いてみようと思いました。
まずは自分の家(仏間)に設置できる大きさ
(よくお仏壇の大きさを表わす時に(何代)という言葉を使いますが
これは元は掛け軸の大きさを示すものです。)
これは大事 笑 たまに新築の家に預かっていたお仏壇を納めに行くと・・・(新品のお仏壇はしっかり測ってから納めますのでそういうことはありません。)
入らんよ・・・みたいな事あります。新築や改築するときは特に大型のお仏壇は仏壇の幅プラス扉一枚半ぐらいは多めに仏間の幅とって頂かないと納める時にほんとに大変です。(仏壇の型にもよりますが三方開きの扉だとまず開きません。前開きだと斜めに開く感じになります。)
仏壇にも大きい小さいに関わらず扉の開き方で、前開き、三方開き、胴開き等いろいろ変わって来ますので注意が必要です。
来店する時に設置する場所が箱になっている場合は設置する場所の、高さ、奥行き、幅を測ってから行くと良いと思います。
お仏壇の型ですが、これも宗派によって異なります。これはお店の方に宗派をお伝えして宗派にあったお仏壇を見せて頂くと良いですね。
(画像は全て自店の店内の商品の写真を使用)
(塗る前のお仏壇の木地)
金仏壇でも今はいろいろなサイズがでています。
三十代、六十代、七十代、百代、百五十代
二百代、まだありますが。
一般的な半間(仏間)に入る大きさですと七十代サイズが多いです
一間あれば百五十代、前開きなら二百代入るかな〜?ぐらいです。
ザイの家に行くと三百代なんかも奥越では結構見かけます。
(最近一間、半間といいましても、サイズが家ごとに微妙に違ってきている場合があります。)
三十代等の小型になりますと、座敷等の角にちょこっと置いて
という風につかわれます。
今は金仏壇でも小型で安価なものがたくさんでてきています。
材料、産地、金の有無等で、価格はピンからキリまであります。
特価とか限定とか、店じまいセールのチラシにだまされないように。。。
最近増えています。
あてつけで安価な仏具を付けて売ればいいという。
お客さんは見るだけではわかりませんし
仕事している僕たちや
お店との信頼関係だと思いますので。
しっかりお仏壇の型、仕事の仕方
価格、どんな仏具がついてくるかを見て
説明を聞いてから
選ぶようにすると間違えずに選ぶことができます。
決してお安い買い物ではありませんので
しっかり選べるようにしましょう。
今は現代調、家具調、上置き等という小型のお仏壇も出てきています。
棚の上や座敷、フローリングの一角において使われるお仏壇です。
この型のお仏壇は宗派は共通でこれといって決まっておりません。
あとはお仏壇を決めたら、仏具です。こちらも宗派に合わせた仏具を購入するときにつけて頂く事は大事です。
よく仏具付きと書かれた値段表示がありますが、仏具にもいろいろこの画像以上に種類があり、格があり、形も全て違います。
(画像は一般的に在家で使われる仏壇の清水仏壇店、自店の仏具付きという表示に持って行く最低限の仏具表です)
お仏壇の大きさ型に合わせて仏具のサイズも全て変えます。
大きさが合わない仏具は普段のお飾りも、やりにくく、見た目もあきらかにおかしいです。
たかが五分や一寸の事かもしれませんが、新しいものをせっかく買うんだから、しっかりお仏壇の大きさに合わせた仏具を一つ一つ付けて頂く事が大事です。
仏具だけ個別に買われた方はわかるかも知れませんが仏具の値段だけでも結構な値段になるんですよ。
もちろん宗派事に使う仏具違いますので、宗派事に変わります。
簡単な作りの安い値段のものから、高価なものまで、今ではお磨きしなくても良い加工のしてあるものや、三具足や五具足等、具足に関しましては、いろいろな型がある上等な高価なもの等。仏具一式と言いましても。お仏壇の格にあった、どんな仏具がつけられているか、教えて頂くとよいと思います。
後はお位牌。こちらも宗派によって使われているものが異なります。
上から法名軸、回出、京中台・蓮付春日、等
こちらもいろいろ種類と大きさがございます。(塗りの材料や形、産地で値段が全然違います。ご注意下さい。)
そしてお仏壇の本尊です。これは重要。
これは自分の店の店内に置いてある簡単な説明です。
本尊は宗派で全て違います。
一般的には自分の家で代々昔からずーっと手を合わせてきた
本尊を表具をお直ししてまたお使いして頂くようにして頂いています。
新しくお求めするのであれば木像さんにするのか
掛軸にするのか、木像にするのなら何の材木にするか
掛軸にするのなら、本金、上金、中金、どんな仕立てにするのか
これも色々種類があり価格も違います。
本尊を間違えてしまうとなんにもなりません。
自分のお寺に頼んで本山にお願いして頂く事もできます。
もしわからないことがあれば自分のお寺に相談して頂くと
丁寧に教えて頂けると思います。
いろいろ時代、考え方変わってきてはいますが、
やっぱり仏壇店をしている以上
伝統・歴史のあるものだから間違ったことではなく
正式の形のあるがままいつまでも伝えていきたいなと思います。
まだまだありますが、またブログで説明させて頂きます。
さ~て、天気が良い日が続くのでお洗濯の準備でも
しようかな?^^
皆さんインフルエンザにご注意を!!!
暖かい格好で過ごしてください!!^^^^
合掌の心で安らぎを・・・・